ぎっくり腰はすぐ楽に

2017/07/28
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ぎっくり腰になると、全ての動作に痛みがある

立ち上がる時、歩く時、座る時、寝返りをする時

 

突然の腰痛で、どうしてこんなんに痛くなるのだろうか

原因は筋肉の異常なコリが原因です

 

普通はお腹側の筋肉と背中側の筋肉は反対に動きます

前にかがむ時は、お腹側の筋肉は収縮し、背中側は伸びます

後ろに反る時は、お腹側の筋肉は伸び、背中側は収縮します

 

ところが、ぎっくり腰はお腹側の筋肉も収縮し

背中側の筋肉も収縮します。どちらも収縮しているので

 

身体をどう動かしても痛みが出ます。全ての動作が大変です

この場合、椎間板ヘルニアの場合と筋肉性の場合があります

 

ぎっくり腰の大半は筋肉性の場合が多いようです

この場合は、初回から60~75%は改善します

 

過労が原因の場合がほとんどです。

カチカチになった、主要な筋肉のコリを解消していくことです

 

特にお腹の深部の大腰筋と臀部の深部筋はひどいコリです

更に、普段は柔らかいはずの腹筋までカチカチです

背中側の筋肉も硬くコリになっています

 

同時に腰部の幾つかの関節の歪みも出ていますので調節します

 

冷やすとか、温めるとか、コルセットとかありますが

あまり関係ありません、痛いので炎症になってるのではと思い

冷やしてくる人もいますが、一番お勧めできない処置です

 

ぎっくり腰の施術の内容は次のようなものです

 

来院で身体の状態を確認し、問題になってる筋肉を確認し

異常になっているカチカチの筋肉を一つ一つ解消していきます

 

触れるだけで痛かった筋肉が、5分もしないうちに緩みだします

お腹の深部筋、臀部の深部筋、足の筋肉、手の筋肉、首の筋肉

 

過労による全身疲労なので、幾つもの筋肉が固まっています

お腹の深部筋、臀部の深部筋、お腹の表面筋、背中側の筋肉を

解消していくと、どんどん楽になっていきます

 

ぎっくり腰の場合は、ほとんどこんな感じで改善していきます

 

ただ、椎間板ヘルニアの場合は、椎間板の異常により

神経を圧迫している場合は、筋肉性のものでは無いので

適度な効果はあっても、初回で大幅に改善しない事もあります

 

来院の方は腰が痛いので骨格性の椎間板ヘルニアではないか

と思って来る人が多いのですが、筋肉性の場合が多いのです

 

それは、腹部の深部筋である大腰筋は大たい骨から腰椎の

椎間板に付着しているので、骨の痛みの様に感じるからです

 

椎間板ヘルニアとぎっくり腰は似ているので、自分では分かりにくい

場合がほとんどですので、ぎっくり腰や腰痛の専門の所に

行くことをお勧めします

 

以前にぎっくり腰になった友人があまりの痛さで、救急車で病院に行き入院しました。そして、5日間の入院後退院したので、行って確認しました。

 

病院では過労によるものなので、特に処置はしなかったようです

休息が必要なので安静にしていたようです。

 

退院してきても歩くときは、ゆっくりとして恐れる感じの歩き方でした。腹部の深部筋の大腰筋を触れるとまだ、硬く痛みが残っていました。

 

過労によるぎっくり腰だからと言って、病院に5日間も入院する人は殆どいません。次の日は必ず出勤するという人も多いのが現実です

 

私もぎっくり腰の人にはお休みを勧めていますが、少ないですね。

 

少し前の話ですが、2年前にぎっくり腰で来院し一度で楽になった人が再び来院しました。

 

今日、会社を退社し明日から旅行なのですが、ぎっくり腰になったので、また一回で治してほしいというのです。今日の施術時間は60分だけで羽田のホテルに泊まり、朝一番の飛行機で行くというのです。

 

行先は屋久島で40人くらいのツアーでキャンセルもできない。朝一番の飛行機で行き、夕方5~6時まで山登りの様なものだというのです

 

2年前の施術がどんなに良かったとしても、施術している私でもそのような無謀なことはできません。その後に連絡もなかったので、無事に行ってきたのかもしれませんが、本当にすごい人もいるものです。

 

腰痛で早く治すことも大切ですが、ぎっくり腰は治しても適度なメンテナンスと休憩も必要です。最低でも5回くらいの施術の中でしっかりと治すことをお勧めします

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