運転からの腰痛で新宿整体院 

2017/09/06
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新宿で整体を始めて15年になります

今日のテーマは『運転と腰痛』

 

車で長時間の運転の人は

腰痛の人が多いようです

 

幾つかのポイントがあります

①運転手の姿勢

姿勢は座席の角度とも関係します。長時間の場合は座席を立てた方が楽でしょう。座席の角度を低くすると、その分背中を大きく曲げて運転することになります。本来は骨盤の上はお腹側に凹んでいるのが正常ですが、座席を浅くして背中を丸めて運転していると、この凹みがなくなり、真直ぐになり固まります。すると、上半身の重さを分散できなくなり、筋肉と背骨に大きな負担となり、疲れやすくなります。

その状態が続くと腰痛の原因になります。腰だけでなく、背中を丸めて運転するので肩や首にも筋肉と骨格に影響を与えます

 

②長時間の休憩なしの運転

車の運転中は適度な緊張の中にあります。休憩しなくても3時間、4時間を運転できますが、止まって座席から降りてみると、腰が固まっています。固まっている自覚ない人でも、上半身の全ての重さを臀部で受けています。臀部は相当に圧迫されています。

この状態で1ヶ月、6ヶ月、3年、5年と続けていると、どうなるでしょう。単に腰痛になると言う事だけではありません。臀部は2重、3重に筋肉が重なっています。とても丈夫で強い筋肉なので、疲れても直ぐに感じにくい筋肉ですが、徐々に一番底から固まってきます。臀部の一番奥の方にグリグリとした硬いもの、押すと痛みがあります。硬結と言いますが徐々に増えていきます。

 

人によっては2~5年くらい全く自覚ない人もいますが、押してみると異常な痛みがあります。酷い硬結になると簡単には取れにくくなっているので、硬結が無くなるまでは相当に時間がかかります。

 

その解決法は硬結を作らない事ですが、一番良いのが長くて60~90分に一回の休憩時間を取る事です。その休憩時間で座って居るのではなく、10分くらい歩くか柔軟体操をお勧めします。臀部は座って居ると緊張から解き放たれません。毎日の通勤や仕事で時間との闘いですが、工夫が必要だと思います。

 

良くない姿勢と臀部のひどい硬結は確実に腰痛の原因になっています。しかも、直ぐに治りにくいので慢性化している場合もあります。

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